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第34話 断想④

مؤلف: けもこ
last update تاريخ النشر: 2026-07-19 22:14:54

重たい身体を引きずるように出社し、机に向かう。

週末の間に届いていた大量のメールの中に、「エスモード・デザイン」の名前がCC欄にあるのを見つけた。

……痛いなぁ。

気にしないように、と意識すればするほど、余計に気になってしまう自分がいる。

けれど、慣れた仕事を無心でこなしていると、不思議と身体の重さも気にならなくなる。

「ワーカホリック」と言われても、仕事に没頭している方が、余計なことを考えずに済むのは事実だ。

ようやく終業時間が近づき、少しだけ自分を取り戻せた気がしたその時――

「……あの、冬月さん。えっと……」

帰り支度を整えた東畑さんが、そわそわと落ち着かない様子で話しかけてきた。

「どうしたの? 何かあった?」

「え、えっと……あのっ! ふ、冬月さん、合コン行きませんか?」

合コン……?

「今日? 誰か急に来れなくなって、人数合わせとか?」

「い、いえ、そういうわけでは……」

「二十代の若い子たちの中に、三十路のお局を放り込むのは、相手にも私にも失礼じゃない?」

ちょっと意地の悪い口ぶりで返してしまった。

「ち、違うんです! 営業部の方に、冬月さんもお誘いしてって言わ
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